色覚異常のあるある話

2025年4月14日月曜日

見え方の体験談

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「それ、あるあるすぎる!」色覚異常の私が本当に困った10のこと

こんにちは、Color:Reです。

今回は、私自身が色覚異常として日常で経験してきた「あるある」を10個、
正直に書いてみようと思います。

「これって私だけ?」と思っていたことが、実は他の人も感じていたりして、
共感できるって、ちょっと安心しますよね

もしあなたや、あなたの周りに「色の見え方」が気になる人がいたら、
ぜひ読んでみてください。


① 桜の色が「きれいなピンク」かわからない

春になると「桜がきれいだね」と言われるけど、その「きれいなピンク」が実はよくわからない。 自分だけがちがう景色を見ている気がして、なんとなく取り残される感覚。


② 絵の具を混ぜても、作りたい色にならない

図工の時間。色を混ぜても、見本と全然ちがう色に見える。 正解がわからないから、「なんでできないの?」って言われるのがつらかった。


③ 美術の授業が苦痛だった

「もっと鮮やかな色を使って」「色のバランスが悪い」と言われる。
でも自分の見えている色では、どこをどう直せばいいのか分からない


④ 信号の赤と黄色が見分けづらい

信号を見て、一瞬「えっ、今どっち?」ってなることがある。
周囲の動きに合わせて渡ることも多い。


⑤ UNOのカードの色が区別できない

「赤?緑?青?黄色?」
一部の色が同じように見えてしまって、手札を間違えて出すことも…。 「なんで分からないの?」って言われると、言い返せない。


⑥ お弁当の彩りが全部茶色に見える

「赤・黄・緑」で華やかにしてくれているのに、自分にはほぼ茶色いお弁当に見える。 食欲が湧かない日もある。


⑦ 服のコーディネートに自信が持てない

「その服、色がちょっと合ってないかも」と言われるたび、自分の感覚が信じられなくなる


⑧ 「赤いファイル取って」と言われて困る

複数のファイルの中から「赤いの」と言われると、それがどれなのか分からず焦る


⑨ 黒板の赤文字が沈んで見えない

黒板に書かれた赤チョークの文字が、背景に埋もれて読めない。 先生の「ここ大事」が、まったく見えない。


⑩ 「好きな色は?」と聞かれて困る

ほんとうの意味で「色の違い」が分からないから、自信を持って「これが好き」と言えない。 そのたびに、自分が何か“足りていない”ように感じる。


◇ あるあるの先にあるもの

色覚の“ちがい”は、日常のちょっとしたところに隠れています。
だからこそ、ちょっとした工夫や配慮で、暮らしやすさがぐっと変わる

「見え方がちがうこと」は、不便なことはあっても、間違いじゃない

Color:Reブログでは、これからも
色の感じ方に寄り添った記事やヒントを、少しずつお届けしていきます。

よければ、あなたの「あるある」も教えてくださいね。


#色覚異常 #あるある #色の見え方 #ColorRe #共感 #暮らしの工夫

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プロフィール

色覚異常の社会人。 普通の生活ができないわけではないけど、色覚が普通にハンデになることも多い。 何か同じように気になる人がいれば共感して一緒に考えたいと思っている。

どうして自分だけが? 色覚異常と“遺伝”という目に見えないつながり 「なんで私だけが、色がわからないんだろう?」 子どものころからずっと不思議だった。 家族に色覚異常の人はいないし、誰にもそんな話を聞いたことがなかった。 でも、...

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