「光が多いと、信号がどこか分からなくなる」 色覚異常の私が、夜に感じる“ちょっとした不安”

2025年4月17日木曜日

見え方の体験談 生活での見え方の違い

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光が多いと、信号がどこか分からなくなる

信号の“色”は、見える。

でも、それがどこにあるのか、夜になるととたんに分かりづらくなることがあります。

ヘッドライト、街灯、看板、テールランプ、ネオン。

たくさんの光の中で、信号の光は他の光と溶けてしまう




信号を探す時間が、いつもより長くなる夜

信号の位置は分かっているはずなのに、夜になると“あれ、どこ?”と一瞬戸惑う。

遠くに点いているように見えるけれど、
それが本物の信号なのか、店のランプなのか、すぐに判断できない。

時間にしてわずか1~2秒。
でも、その“迷い”があるだけで、運転の安心感はぐっと下がる。




雨の日や逆光、反射光もつらい

夜+雨の日は、特に見えにくい。

フロントガラスについた水滴が、信号の光をにじませる。

自分の車の内装や、前の車の反射で信号の場所がずれるように見えることも。

信号の色自体は見えていても、「それが信号だと確信できるまでに時間がかかる」




だから私は、“見つけ直す”習慣を持つようになった

最初に見えたものが信号だと決めつけず、必ず“もう一度探す”。

周りの車や歩行者の動きも確認する。

そして、「ちょっとでも不安だったら止まる」を自分ルールにしている。




Color:Reから伝えたいこと

色覚異常だから信号が「見えない」わけではありません。

でも、「信号を見分けるのが遅れる」ことや、「似たような光にまぎれてしまう」ことは、実際にあります。

見えにくい理由は、色だけじゃない

だからこそ、交通の仕組みも、誰もが安心して使えるように進化してほしい



#信号の見えにくさ #夜の運転 #色覚異常のリアル #ColorRe #光にまぎれる不安

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プロフィール

色覚異常の社会人。 普通の生活ができないわけではないけど、色覚が普通にハンデになることも多い。 何か同じように気になる人がいれば共感して一緒に考えたいと思っている。

どうして自分だけが? 色覚異常と“遺伝”という目に見えないつながり 「なんで私だけが、色がわからないんだろう?」 子どものころからずっと不思議だった。 家族に色覚異常の人はいないし、誰にもそんな話を聞いたことがなかった。 でも、...

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